なにも知らない人がこの画像を見たら、ただのミニカーがジオラマに並んでいるだけだと思うだろう。1/32ながらスケール感たっぷりのディテール、活き活きとしたジオラマの風景、まさにエンジン音やオイルの匂いまで感じられそうなくらいリアルな「展示」に見えたとしてもそれは仕方のないこと。本気のオトナが、古き佳き時代への強烈な憧れを込めて作り上げた渾身のクルマとジオラマが織りなす世界なのだから当然だ。「しかし」こいつらは博物館に並んでるようなタダのモケイではないのだ!走るのだ!動くのだ!レースができるのだ!!!この感動はどう伝えればいいのだろうか?とにかく右の動画を見てもらうしかない!!
あのマクラーレンが、ロータスが、タイレルが、BRMが、リジェが、フェラーリが時空を越えて我々の手の中で夢の対決を繰り広げるのだ。こんな最高の舞台が他にあるだろうか?
この倶楽部のスバらしいところは、なんといっても競争は二の次、三の次でとにかく楽しむことにみなさんが夢中なところ。楽しみ方はそれぞれ様々なのもいいところ。ちゃんとコンピュータ計測してきっちりタイムも順位も管理するんだけど、そんなこと?よりレースの局面ごとのバトルやそれを肴に飲み会で盛り上がることの方が重要なのだ。そこがまたスバらしい。
これがブレイクしてメジャーになったら(ならないと思うけど、なんせクルマをほぼイチから作らないといけない)きっとみなさんやめてしまうだろう。誰もやってないからこそのプライドと楽しみがあるのだ。これがまた本当にスバらしい!!
つまり、究極のオトナの世界なのだ。
2016/03/26
2016/03/23
Tyrrell 002 Ford 1971ディテールアップ その8 完成
2016/03/22
Ligier JS11 1979 その16 Roll out!
完成!今週末のレースに間に合った。3Dプリントによるフルスクラッチ、自作デカール、メッキ塗装と初めてずくしだったけど、なんとか1ヶ月でまとまった。なんか感無量だ!車高は本当はもっとベタベタに低いけど、dNaNo的にはこれが限界。雰囲気は十分かな。
今回はフロントアームをできるだけ長く作りたかったので、フロントホイルのハブ当たり面をホイル内側に1mm追い込んだことでスケール感的にもうまくいった。結果としてスクラブ半径が小さくなり312T4よりホイールベースが2mm伸びたにもかかわらずスムーズに小回りするという副産物も。
T4と並べてみた。シングルシーターの雰囲気は本当にドライバーの感じに左右される。今のF1に比べて昔はクリアバイザーも多く、クリッピングポイントを睨み付けてる写真なんかは、F1がヒューマンスポーツであることを実感させてくれたものだ。しかしこうなるとシェクターのヘルメットがいかんな。つぎはT4のディテールアップかな。
今回はフロントアームをできるだけ長く作りたかったので、フロントホイルのハブ当たり面をホイル内側に1mm追い込んだことでスケール感的にもうまくいった。結果としてスクラブ半径が小さくなり312T4よりホイールベースが2mm伸びたにもかかわらずスムーズに小回りするという副産物も。
T4と並べてみた。シングルシーターの雰囲気は本当にドライバーの感じに左右される。今のF1に比べて昔はクリアバイザーも多く、クリッピングポイントを睨み付けてる写真なんかは、F1がヒューマンスポーツであることを実感させてくれたものだ。しかしこうなるとシェクターのヘルメットがいかんな。つぎはT4のディテールアップかな。
2016/03/20
Ligier JS11 1979 その15 エアファンネルカバー完成!
エアファンネルのメッシュカバーを作ったものの、どうやって取り付けようかと思案してたところで、ちょうどリアウイングマウントをエッチングで作るタイミングだったので、マウント?をついでに。0.1mm厚真鍮板から穴の開いたパーツとその周縁部パーツを作って写真のように重ねて接着。その周縁の内側にひっかけてメッシュを固定。塗装は塗装室に転がってた耐熱スプレーを使ったら意外と良い感じだったので、リアウイングマウントもついでに。
結構しっかり作れた。なんせ、単なるスケールモデルではなく、「競争」するためのクルマ作りなので基本は頑丈な作りをしておかなくてはならないのだ。というわけで、リアウイングマウントは0.3mm厚でがっちりと。
結構しっかり作れた。なんせ、単なるスケールモデルではなく、「競争」するためのクルマ作りなので基本は頑丈な作りをしておかなくてはならないのだ。というわけで、リアウイングマウントは0.3mm厚でがっちりと。
Ligier JS11 1979 その14 シート合わせ
2016/03/19
Ligier JS11 1979 その13 ウレタン2層目
Ligier JS11 1979 その12 アクリル3Dプリント
2016/03/17
Ligier JS11 1979 その11 ラフィー!
2016/03/16
Ligier JS11 1979 その10 自作デカール
2016/03/13
Ligier JS11 1979 その9 マスキング塗装
Ligier JS11 1979 その8 GPAヘルメット!
Ligier JS11 1979 その7 ヒューランド FGB 400 5速
2016/03/12
Ligier JS11 1979 その6 エアファンネルカバー
3Dプリンターは民生用のFDM方式(ABSとかを熱で溶かしながら積層するタイプ)では高精細といっても積層厚0.15mmとかなので、とてもじゃないけど1/32スケールのボディの最終出力には使えない。DMMなどの商用の本格的なやつは一桁違って0.015mmとかなので十分に模型原形に使える。じゃあ民生用はオモチャなのかと言えば使い用によってはとても重宝する。特にこんな感じで治具を作らせればとてもうまくいく。モデリングに10分、出力に20分とすれば、シコシコとテで作ってるよりよっぽど早く正確にできてしまう。WAVEのC-MESH#100とやらが目にとまって思いついた。作業は説明不要ですね。スケレ72のDFVにはすでに個別にファンネルカバーがついているのでこのままじゃダブル仕様で意味不明wなのでこいつらをこれからチューニング。やばい、、旋盤まわしたくなってきた。。