ひとまず粗々でモデリングして、T4のシャシーを流用してフィッティングを見る。やっぱりJS11はフロントまわりがかなり低い。このままではタイロッドが干渉してこれ以上ノーズが下がらない。モデリングでどうにでもなるのだが、dNnanoに合わせたモディファイはできるだけ最小限にしたいのでシャシー側の改造も必要のようだ。しかしこうして見ると似たようなウイングカーでも設計のコンセプトが随分違うことがよく分かる。JS11はとにかくショートノーズなのだ。その後のトレンドにもなるがレースによってはフロントウイングは取り払われることもあるこの時代、フロントウイングはダウンフォースよりもサイドウイングへの整流が目的だったのだ。それに比べるとT4はちゃんとしたウイングとしての効果を期待されているようで、かなり前進した位置に取り付けられているのがよく分かる。
0 件のコメント:
コメントを投稿